北欧風の家で人気の外観とは?
「北欧モダン」、「北欧ナチュラル」など人気のデザインを紹介!

北欧風のおしゃれな家に住みたいと思われる方が増えてきています。これから家を建てる方にとっては、室内のインテリアだけではなく、家の外観や内装も北欧風に仕上げることができるため、統一された住宅デザインとして取り入れる絶好の機会です。

本記事では、北欧住宅の魅力や人気のある外観デザインをご紹介します。雪国ならではの知恵が詰まった北欧住宅を日本の住宅で取り入れるためには、クラシックな北欧住宅をアレンジしたデザインがおすすめです。家での暮らしを愉しむ遊び心はそのままに、現代の生活様式に合った住宅とはどのようなものなのかを知っておくとよいでしょう。

北欧住宅の魅力とは

なぜ北欧住宅に人気があり、選ばれているのでしょうか。北欧住宅の魅力について、たっぷりとお伝えします。

北欧住宅の人気

北欧住宅が人気を集めています。とくに北欧風の家具のファンが多く、室内のコーディネートを楽しまれている方が増えています。伝統的な北欧家具というとヴィンテージ感のある木目柄が特徴的ですが、モダンなデザインを取り入れた北欧家具が昨今のトレンドです。小物からソファなどの大型家具まで、お手頃な価格帯で展開されているブランドもあり、インテリアとして気軽に取り入れられることも流行しているひとつの要因と言えるでしょう。

これから家を建てるなら外観の住宅デザインも北欧風にしたいという方が多く、日本の住宅街でも北欧風住宅が見受けられるようになっています。

北欧住宅を選ぶ理由

洗練されたシンプルなデザインと色鮮やかなカラーに惹かれ、北欧住宅が選ばれています。個性的な見た目のため、ほかの家との違いが出せることも魅力です。

北欧住宅を好きな人は、どのような家や暮らしを好む傾向にあるのでしょうか。

・自然素材が好き
・最近よくある四角い家より三角屋根の家が好き
・吹き抜けなど、開放的な内装が好き
・家族や友人との時間を大切にしたい
・完璧を求めない、無理をしない(背伸びをしない)

現代の慌ただしい生活よりも、どこか安らぐような落ち着いた生活に憧れを抱く方が多いと言えます。自由な時間で自然とともに生き、家族や友人を大切にして、実りのある人生を生きたい方のライフスタイルに合う住宅こそ、北欧住宅と言えるでしょう。

クラシックな北欧住宅のデザイン

一般的なスウェーデンの木造住宅の外観デザインは、深い赤色と白色のコンビネーションで、三角屋根を活かした家が特徴的です。この外壁のカラーがスタンダードな理由は、鉱山で採れる酸化鉄を含んだ顔料が塗布されているからです。酸化鉄は防腐効果があるため、外壁として使用される木材を守るために使われはじめました。

また、三角屋根に関しては、積雪から家を守るためのデザインです。北欧では冬場になると、地域によっては数十センチほど積雪するため、屋根に積もった雪が勾配によって自然に落ちるように対策しています。そのほかにも、森や湖が多いエリアのため、自然が多い景観にマッチするような色みが使われていることも特徴です。

クラシックな北欧住宅はおしゃれで可愛らしいイメージがありますが、日本で建てるとなると周辺の家とのバランスを考えなければなりません。そこで、日本の住宅街にもマッチする、アレンジした北欧住宅のデザインを2タイプご紹介します。

北欧デザインの2大人気デザインを解説

北欧デザインには、人気となる2大デザインがあります。

・モダンスタイル
・ナチュラルスタイル

どちらもホワイトや薄いグレーなど、自然にマッチするような淡い色をベースカラーとしています。ホワイトは膨張効果があるため、建物を大きく見せる効果もあります。そのほかに、メインカラーやアクセントカラーを取り入れると個性的でおしゃれな住宅になります。ここからは、それぞれのデザインについて解説します。

モダンスタイル・ナチュラルスタイルとは

モダンスタイルとナチュラルスタイルの大まかな違いは以下のとおりです。

・モダン:モノトーンをベースにした無機質で生活感が少ないデザイン
・ナチュラル:アースカラーをベースにした自然を感じる心地よいデザイン

モダンを直訳すると「現代的な」という意味になります。2つを比べると相反する印象があるため、クラシックな北欧住宅が好きならナチュラルスタイル、洗練されたシンプルなデザインが好きならモダンスタイルといったように、お好みに合わせて選びます。

外壁や屋根の色やパターン、質感によって、それぞれのスタイルを演出できます。たとえば、木材1つとってみても木目の入り方や明るさ、鮮やかさは異なり、家のイメージが大きく変えられます。

北欧モダンの特徴

北欧モダンは、北欧の新築住宅に多いデザインです。外壁としては、「冷たい素材と温もりのある素材」、「温もりのある素材と黒っぽい色」などメリハリを重視したコーディネートがポイントです。洗練されたモダンスタイルにするためには、モノトーンを中心とした無機質なデザインにするとよいでしょう。全体的に淡い色でまとめる場合、木の色よりもグレーやホワイトなどの無彩色の面積を多めにすると高級感のあるイメージに仕上がります。質感がよい漆喰を活用するのもおすすめです。

北欧住宅では、日照時間の短さを解消するために開口部を広くとり、採光を確保する間取りが一般的です。大型のスクエア窓を目につきやすい位置に配置すると、より北欧モダンな雰囲気になるでしょう。

玄関ポーチの照明や外構計画には、アクセントカラーとしてモルタルやアイアンなど、無機質な素材を取り入れることでよりハイセンスな住宅になります。また、シンプルな外観にすることで、植栽の緑とのコントラストが映えるおしゃれな外観に仕上がるでしょう。

北欧ナチュラルの特徴

可愛らしい印象のある北欧住宅がお好みなら、北欧ナチュラルな住宅デザインがおすすめです。「素材の温もりと冷たさを感じる色」「素材の冷たさと温もりを感じる色」のように、寒暖を半分半分くらいの割合でデザインするとセンスがよい北欧ナチュラルな住宅に仕上がります。さらに、温もりを感じる色には木目を採用することで、より自然な風合いになります。

北欧ナチュラルなら、クラシックスタイルのような温かみがありながらも、都会的な雰囲気にも溶け込めます。園芸や家庭菜園など、子どもと一緒にお庭も楽しめる住まいとなるでしょう。

そのほか、ウッドデッキを設置して室内とお庭が繋がるような空間デザインもおすすめです。レンガや石畳をアプローチなどのポイントに活用することで、よりクラシックな雰囲気にも仕上がります。

北欧風の家を建てるときのポイント

おしゃれな北欧風住宅でも、建てる土地の気候に合った住宅性能と、資金計画のなかで建てられる家にしなければ、現実的な住宅とは言えません。そこで、北欧風住宅を建てるときに気を付けたいポイントについてお伝えします。

北欧住宅で快適に暮らすには

おしゃれな住宅デザインに惹かれて、北欧住宅を建てる方が多いです。しかし、建てる家の気候に合わせて住宅性能を考えることが、家づくりでは重要となります。

北欧では冬場になると、マイナス30℃ほどとなる日も多く、寒さに対応できる住宅性能を備えています。しかし、中国地方である岡山県で建てる家に採用すると、北欧の住宅仕様はオーバースペックになってしまいます。住宅性能は実際に住む地域に合ったグレードを備えたほうが、無駄なコストをかけずに快適に暮らせる住宅となります。

ローコストで北欧風の家を実現するには

「限りある予算でも、北欧風のおしゃれな家に住みたい」
一生に一度かもしれない、家づくり。北欧風住宅を建てる願いを叶えてみませんか?

住宅産業センターでは、北欧風住宅をローコストで建てられる規格住宅を展開しています。
ラインナップは2種類をご用意。

・お家でのゆったり時間を愉しむ「ノルディック」
・アウトドアスタイルを愉しむ「ヒューバ」

ノルディックはレンガ調の三角屋根に合うアースカラーの外観で、優しさのある可愛らしい雰囲気に仕上げています。内観は吹き抜けのあるリビング・ダイニングで、採光もたっぷりと望めるため、とっておきのリラックス空間に仕上がります。

ナチュラルテイストのノルディックとは異なり、モダンな印象のヒューバ。三角屋根にスクエア型の小窓。ナチュラルな質感のなかにもモダンな印象の外観カラーで、都会的なスタイルです。室内と室外からも2通りのアクセスが可能な、アウトドアスペースも特徴的。趣味の時間を満喫できる贅沢な空間が実現します。

住宅産業センターでは、2つの北欧スタイルの家を用意しています。

 

北欧風住宅のご相談は住宅産業センターへ

住宅産業センターでは、ライフスタイルに合わせた商品ラインナップを展開しています。「おしゃれな北欧住宅に住みたい」という願いは、ローコストで叶えます。

建てた後のサポート体制も充実。定期的なメンテナンスのほか、万一のトラブルにも迅速に対応するなど、地元に密着した工務店だからこそできる誠心誠意な対応で、大切な家を守ります。

津山エリアのローコスト住宅に関する相談は「住宅産業センターへ」、お気軽にお問い合わせください。

※掲載の情報は2023年7月現在の情報です。